*横幕智裕 ➡ 横浜幕府(よこはま-ばくふ)
'23/05/10
【ウィキペディア版】
:横幕 智裕(よこまく ともひろ、1970年10月1日 - )は、日本の脚本家、漫画原作者、構成作家。北海道河東郡音更町出身。北海道帯広柏葉高等学校、横浜商科大学商学部貿易・観光学科卒業。日本シナリオ作家協会シナリオ講座研修科43期修了。
2008年にテレビドラマ『ドラマ 鉄道むすめ〜Girls be ambitious!〜』で脚本家としてデビュー。原作を担当する漫画『ラジエーションハウス』が『グランドジャンプ』(集英社)誌上において連載中(2020年5月現在)。
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【Twitter版】
#横幕智裕
横浜幕府:
病床に伏した鎌倉幕府第2代将軍である頼家の後継として、源頼朝の嫡孫「一幡(いちまん)」を次期将軍に推した比企氏が、北条氏による幕府の実権掌握に対抗すべく、横浜の地にて開府しようと画策した幻の武家政権。
1203年9月2日、北条時政の謀略により、横浜幕府構想は頓挫した。
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【無修正版】
&横幕智裕
横浜幕府(よこはま-ばくふ):
病床に伏した鎌倉幕府第2代将軍である源頼家(みなもとの-よりいえ)の後継として、源頼朝の嫡孫「一幡(いちまん)」を次期将軍に推した比企氏(ひきし)が、北条氏による幕府の実権掌握に対抗すべく、代々、比企氏の所領であった武蔵(現在の横浜市)の地にて開府しようと画策した幻の武家政権。
1203年9月2日、北条時政(ほうじょう-ときまさ)の謀略により、僅か6歳の幼児であった一幡は、その後見人の『比企・射家(ひき・いりいえ)』もろとも暗殺され、これをもって横浜幕府構想は頓挫した。
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【元ネタばらし】
●横浜幕府(よこはま-ばくふ):『横幕智裕』より。
*横幕智裕の『横幕』から、[横浜幕府]を連想した。
◆源頼家(みなもとの-よりいえ):頼朝の嫡子であり、18歳にして鎌倉幕府第2代将軍となる。
*実弟の実朝(さねとも)と鎌倉殿の座を争い、実朝の後ろ盾であった北条氏によって謀殺された。
◆一幡(いちまん):頼家の嫡子であり、生まれながらに第3代鎌倉殿の資格を有していた。
*僅か6歳でありながら、叔父の実朝と第3代鎌倉殿の座を争う政略に巻き込まれ、実朝の後ろ盾であった北条氏によって謀殺された。
◆比企氏(ひきし):藤原氏の末裔であり、武蔵国比企郡を領地とし、鎌倉幕府の有力御家人として権勢を揮っていたが、対立する北条氏が企てた「比企能員の変(ひき-よしかずのへん)」によって、たった1日で族滅された。
●1203年9月2日:比企氏が滅亡した比企能員の変が勃発した年月日『1203年9月2日』より。
◆北条時政(ほうじょう-ときまさ):平氏の流れを汲むとされ、鎌倉幕府の初代執権であり、幕府の祖、頼朝の正妻である北条政子の父。
*政敵であった比企氏を滅ぼし、幕府内における北条氏の地位を盤石のものとしたが、それまで行ってきた数々の権謀術数が仇となり、幕府内で孤立したのち鎌倉を追放された。
●比企・射家(ひき・いりいえ):『比企能員』と、横幕智弘が原作を務めた漫画『ラジエーションハウス』より。
*ラジエーションハウスを直訳した『放射家』から、「射家」を抜き出し、武将っぽい名前として[射家(いりいえ)]を創造した。
*これは後付けであるが、比企氏の所領が、横浜のある武蔵国であるのに、横浜幕府と何かしらの因縁というか運命めいたものを感じた。
▶カテゴリ:組織:
▶参考:ウィキペディア/
*武将人物情報・史跡情報「歴史観」>幕府とは?わかりやすく解説_定義次第では六波羅幕府・安土幕府と呼べる?/
▶各方面にて敬称略/
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